Last Sunday was a great day.
先週日曜日2月13日、サムはいい事がたくさんありました。朝起きて、布団を外に干していたら「ポストに何か入っている」とサムの声。みてみたら、日本語能力試験1級に合格の通知でした。二人とも絶対に合格していないと思っていたので正直すごく驚いた。しかしよく見てみるとかなりぎりぎりの点数での通過。でも合格は合格なので良しです。次はなんの目標に向かって日本語を勉強していくのでしょうか。なにか楽しそうな日本語検定試験があったらどなたかお知らせください。
It started in the morning when I noticed a slip of paper in the mail box.
It was the results of the Japanese Language Proficiency Test that I had taken last December.
I had taken level one, the most difficult level, so I was sure I didn't pass. But I was eager to see how close I came...
...wait? I actually passed!?!
After this bit of good news, it was time to participate in the 10th Annual Foreigner's Japanese Speech Contest, sponsored by the Kashima International Exchange Association.
合格通知をもらった日は折しも鹿嶋市主催のスピーチコンテストの日でした。昨年サムの同僚が参加していたのを見に行き、たくさん「景品」をもらっていたのを見て、参加しました。(景品のキノコは特に魅力でした)景品目当てとはいえ、サムはこのスピーチ原稿作成に12月からとりかかり、1月からは朝晩音読するという気合いの入りようでした。
...and here are a few action shots:
Here's my speech. It's about my experience when I first arrived in Japan. (Sorry Japanese only):
以下、5分間のスピーチ原稿です
初めて学んだ日本の言葉
サム・ムーニー
こんにちは皆さん、サム・ムーニーです。七年前、2004年の春、日本に来ました。
英会話学校で仕事を得て、一、二年ぐらい滞在の予定でした。
始めてきたとき全く日本語が分かりませんでした。
アメリカでは会社の人から「日本人は中学校の時から英語を習い始めているので、皆ある程度、英語が分かりますよ」といわれました。
「教えるのは英語だし、日常生活にも英語を使って大丈夫です」と。
でも、それはウソでした。
日本に着いたときに気がつきました。
最初の日、会社の人が僕と数人の新規採用者をホテルに連れていて、
「明日迎えに来る」と言って去りました。
残されたのは外国人だけでした。
わくわくしました。
他の外国人たちは外に出てバーに行こうと言い出しました。
ある外国人は日本語を少し話せて、この冒険を先導すると申し出ました。
でも僕は行きませんでした。
お酒はあまり好きじゃないし、一人で食事をする場所を見つけてみようと思いました。
ホテルの周りを歩き回ったのですが、日本語の看板しか見つかりせんでした。
何が何だかさっぱり分かりませんでした。
周りの数人に聞きましました
“Excuse me?”
でも、無視されました。
パニックの状態でした。
「誰でも英語が話せるだろう」と思っていた僕はバカでした。
なぜなら、ここは別の国だから当然なのです。
それに気づいて、もっとだめな気分になりました。
おなかがすいて、すいて、どこへ食べられるか、分かりませんでした。
「ホテルに戻ろうか、今夜はご飯抜きにするしかない」と思ったところ、…助かりました。
道の向こうにあの黄色い「M」マークを発見しました。
マクドナルドでした。
安心しました。
カウンターに行くと、店員さんのあせる様子が見えました。
“Uh, can I get a cheese burger please?”
反応がありませんでした。店員さんは固まっていました。
“Uh, a cheese burger.”
店員さんの顔に汗が噴出しました。
壁に大きいハンバーガの写真があったので、僕はそれを指しながら、もう一度言いました。
“Cheese burger.” “One cheese burger.”
バカの一つ覚えのように言っている自分がすごく恥ずかしかったです。
でも、お腹がすいてしまって、しょうがありませんでした。
“Cheese burger, please.”
やっと、分かってくれて、食べることが出来ました。
でも、日本語を全く知らない僕は一年日本に住み続けるのは無理だと思いました。
自分はダメだという気分でした。
ところが次の朝、救いの神が現れました。
日本語が少し話せるあの外国人が話していました。
「日本に暮らしたいなら必要なのは一つの言葉だけだ」と言いました。
「この言葉が分かったら、“Please, Thank you, Excuse me, I’m sorry, などなど全部が言えるようになりますよ」と。
それを聞くとみんな、静かになって耳をそばだてました。
彼は言いました。“Sumimasen,だ” と。
すみません。
その言葉を知ってからというもの何かが変わりました。
道に迷っている時 「すみません」と言うと、もう無視されません。
店に入ってメニューを指しながら、「すみません」と言うと注文でます。
お会計したいとき「すみません」。
困ったときには、この言葉でなん度も助けられました。
本当に魔法のような言葉です。
最後に、皆さんに僕の適当なスピーチをお聞かせして、本当に、
…すみません。
ご清聴ありがとうございました。
This speech went over really well and I was mentioned by name and even had part of my speech quoted in both the local paper and the local section of the a major national paper.
スピーチは、大盛況でした。中高生50人の投票による審査員賞をもらいました。他の外国人の方々のスピーチもどれもすばらしかったです。日本に来て苦労した話、特にアジア系の国から来た外国人たちは来日そうそうから地域に密着して生活していかねばならなかった大変さがひしひしと伝わってくるようなスピーチでした。聴衆は知り合いや大人の人が多かったですが、限られた行動範囲で視野が狭くなりがちな子供達にこそ聴かせたいスピーチでした。
In the end, everyone who participated got a prize. Mine was for best humor.
In addition to this I also got the "best speech" prize as chosen by the Jr. High and Highschool students in the audience. Tomo assures me this is much better than the "best speech" as chosen by the Association members themselves.
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